アップエンドダウンで波を抜けて行くのは、気持ちがいいですよね。

本当に波を抜けたい時には、ハイラインをキープするのが基本となります。

スープに捕まりそうな時は、フローターでスープの上を抜けるか、下の梶岡博樹のシークエンスのように、スープの下にフェイスが残っている場合には、スープの下を抜けることも有効です。

アップスが波のハイラインが最速の理由その①

どんな波でも、ボウル上に丸みを帯びて掘れ上がるものです。

そうすると、波のトップが最も掘れているので、エネルギーを持っています。

そこのパワーをレールに伝えて、加速していくのです。

アップスが波のハイラインが最速の理由その②

波を上空からよく見ると、地形に対して湾曲してウネリは届くものです。

そうすると、波のトップが円の内側、波のボトムが円の外側という図面となります。

その結果、波のトップを走っていた方が、ボトムを走るよりも、円の内側を走ることにより、直径×3.14の計算式で、直径が短い分だけ、波のトップを走ることが、最短距離ということになります。

まとめ

アップスで波を早く抜けたいときは、パワーがあるという理由からと、距離が短いという二つの理由から、波のハイラインを抜けることがセオリーとなります。

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茨城県守谷市 梶岡 博樹