皆さん、おはようございます。

茨城県守谷市の梶岡博樹です。

今日は金曜日ですので、あと1日出勤すれば、サーフィンという方も多いのではないでしょうか?

波のメカニズム

さて、今日は波のメカニズムについて解説します。

自宅からサーフボードを積んで、車を走らせて、海岸が近くなってくると、
誰しもワクワクするものです。

海との距離と心拍数は反比例とでもいいましょうか。

しかし、今日は波のメカニズムで誤解されやすいことがらについて解説します。

といいますのも、海が近づいてきて、川の水面を見て、下記の写真のような感じだと、

『だめだ~!今日は波がないよ~』というサーファーが少なからずいるからです。

ここで解説すると、川の水面のコンディションと、波の大きさは関係ありません。

むしろ、上の写真のように、川の水面が荒れていなかったら、海岸付近では風が吹いておらず、
面ツルのグッドコンディションの可能性が高いので、逆に期待が高まります。

この写真のように、海に到着して、全く風が吹いてなくても、ウネリだけは遠くから届くんです。

風がほとんど吹いていない日の朝や夕方は上の写真のように、おだやかな水面コンディションで
サーフィンできることが多いです。

逆に、海に近づいて、川の水面が荒れていた時に、海に到着すると、
上の写真のように、海岸付近で風で波が立ってしまい、
はるか遠くから届くウネリを待ち構えているゲレンデがモーグルのようになってしまい、
波に乗ることが難しくなってしまうのです。

理想としては、サーフィンを楽しむ海岸付近では全く風が吹いておらず、
はるか遠くの嵐(低気圧)からウネリだけが届くと、上の写真のように、
スケートのように非常に滑りやすいゲレンデが待ち受けております。

まとめ

最後にまとめますと、

今日は、波のメカニズムについて解説しました。

サーフィンするために、海に向かっていて、海岸付近の川の水面が穏やかだからといって、
今日は波がないと判断するのは間違いです。

サーフィンは遠くから届くウネリに乗って楽しむスポーツで、
海岸付近で吹く、風でできた風波はなければないほど乗りやすいんです。

今日はなるべく専門用語を使わずにかみ砕いて解説しましたが、
もっと詳しく知りたいという方は、お気軽にご質問ください。

梶岡 博樹